アスリートママが直面する産後の身体の変化|産後トラブル解消法

query_builder 2025/12/20 骨盤底筋 内臓下垂 エクササイズ 産後

今回は、アスリートとして活躍するママたちにとって重要なテーマである「産後ケア」についてお話しします。出産は女性にとって大きなライフイベントであり、その後の身体にはさまざまな変化が訪れます。出産を経た身体は、妊娠中のホルモンバランスの変化や、筋肉の機能低下、赤ちゃんを抱えることによる姿勢の変化などによって、アスリート活動に影響を及ぼすことがあります。多くのアスリートママたちは、産後の体型や運動能力の回復への壁に悩むことも少なくありません。そうした悩みを少しでも軽減するためには、適切なケアが欠かせません。 ここで提案したいのが「インナーマッスルトレーニング」です。アスリートならではですが、妊娠前から身体作りに向き合っているため、身体の土台である体幹機能が元々意識せずとも備わっていることが多いです。ですが、妊娠出産でからだには大きな変化が生じ、無意識下で使っていた筋肉をも、使えなくなってしまうことで、運動パフォーマンスの低下、不調に悩まされます。高負荷でのトレーニングをすることが多いアスリートだからこそ、産後に高負荷トレーニングを再開した際に「妊娠前との違い」に戸惑うことでしょう。

アスリート復帰には、高負荷トレーニングが必要だからこそ、低負荷で整えるインナーマッスルトレーニングが産後ケアとして必要不可欠になります。

このコラムでは、産後の身体の変化について詳しく解説し、インナーマッスルがどのように役立つのかをお伝えします。また、自宅で手軽にできるエクササイズもご紹介します。産後のケアを通じて、心身ともに健康で充実した日々を送りたいアスリートママたちの参考になれば幸いです。

書いたのは、こちら

ロゴ

女性理学療法士が運営する明石市の女性専用サロン。骨盤とインナーマッスルを主軸に、整えていくパーソナルサロン。神戸市西区、加古川市、加古郡、明石市への自宅出張も展開。

骨盤ケアトレ専門サロン PelvicHeart
住所:

〒673-0017

兵庫県明石市野々上1丁目3−1

赤嶺マンション 1F

電話番号:
078-925-3139

産後の身体の変化とアスリートママの悩み

産後の身体には、さまざまな変化が現れます。妊娠中は大きくなるお腹とともにお腹周りの筋肉も引き伸ばされます。出産後も、筋肉は伸びたままであるため、体幹や姿勢、内臓位置が不安定になります。

アスリートママの場合、元々体力や筋力があるため、他の母親に比べて動きが鈍く感じられることが多いです。その結果、産後の生活が思うようにいかず、自分の身体に対して不満を抱きやすくなります。

例えば、ランニングや水泳などのスポーツを楽しんでいたママたちは、出産後は腰痛や股関節の違和感、内臓下垂感に悩まされることが多いです。これらは、リラキシンというホルモンの影響で骨盤周りの靭帯が緩むことが原因の1つです。

また、子育ての合間に自分のトレーニング時間を確保することが難しくなり、自分の身体に向き合う時間が取れなくなることも、アスリート身としてのストレスに繋がります。上手にバランスを取りながら活動したいと考えるアスリートママにとって、身体の変化は一層の悩みとなるでしょう。

アスリートママの悩みの一つは、体型の変化です。出産後、体重が戻らない、または以前のような引き締まった身体に戻らないことが気になる方が多いです。これは、妊娠中に増加した体脂肪や、出産後の生活スタイル、身体の使い方の変化から来るものです。

さらに、情緒面でも大きな変化があります。ホルモンバランスが変わることで、気分が不安定になったり、イライラを感じやすくなることがあります。アスリートとしての自己イメージが母親としての役割に引っ張られることで、自己評価が下がることもあります。

このような身体の変化や悩みは、放置しておくとさらに悪化する可能性があります。そこで、適切なインナーマッスルのケアが重要になってきます。

運動機能向上に向けたインナーマッスル強化でもありますが、ここではます妊娠出産での身体の変化を元に戻すため、「身体の土台作り」のためのインナーマッスルトレーニングです。丁寧なインナーマッスルトレーニングは、身体の再構築として前向きに捉えることもできます。

特別な器具などは必要ないため、日常のケアの一環として取り入れやすいものです。アスリートママとしての自信を取り戻し、産後の生活を充実させるためにも、自分の身体に気を使い、全体的なケアを心がけていきたいものです。

インナーマッスルがもたらす産後のケア効果

産後の女性の身体は、妊娠前とは異なる様々なトラブルを抱えがちです。出産によって筋力や姿勢が変わり、それに伴って腰痛や肩こり、動きの違いを感じる方は多いです。このような問題に対し、筋肉のケアは非常に有効です。

元々体力や筋肉に自信のあるママは多いと思いますが、妊娠出産を機に今まで積み上げてきたものは崩れてしまいます。その再構築には、低負荷でのインナーマッスルの後、高負荷でのアウターマッスルのトレーニングに進むのが良いでしょう。

身体の構築に限らず、まずは土台が大切です。妊娠出産で変化の大きい体幹。体幹の再構築には、体幹のインナーマッスル(インナーユニット)をひとつずつ見直していきましょう。これらの筋肉は、出産を機に筋力低下や機能不全しやすくなります。一度機能低下してしまった筋肉は、日常生活で自然に使うことは難しくなります。ここで代償的に働きやすいのが、アウターマッスル。この代償的な動きが、結果的に痛みや歪み、疲れやすさにつながります。インナーマッスルを活性化させることは、骨を整えながら、軸を作り直してくれるため、省エネルギーで身体を動かすことが可能になります。つまり、アウターマッスルへの負担を減らすことが可能です。産後ケアをしながら、今後のパフォーマンス向上にも繋がるでしょう。


またランニングやジャンプ、瞬発性のある動きなどは、腹圧がかかりやすい動きです。この腹圧により、尿もれ、腰痛、内臓下垂の要因です。この腹圧をコントロールするためには、まさにインナーユニット(特に骨盤底筋)の強化が必要です。出産関係なく、アスリート女性は骨盤底筋に負担がかかりやすいとも言われています。一般女性と比較し、より骨盤底筋としっかりと向き合う必要があると言えるでしょう。

自宅でできる簡単なインナーマッスルケア

産後の身体に対するケアは、特にアスリートママにとって重要です。

産後の体のリカバリー、身体と土台作りどちらも叶うエクササイズです。

1. 骨盤底筋エクササイズ1

産後最も重要なエクササイズと言えるでしょう。

まず仰向けで膝を立てます。肩の力を抜いてリラックス状態にて、膣をキューっと締めます。この際、注意ポイントが2点。一つ目は、肛門ではなく膣を締めること。二つ目は、力みすぎないこと。力みすぎると代償的に周囲の筋肉が働きます。純粋に骨盤底筋にケアしていけるよう、「膣」に意識を向けて行きましょう。目を瞑り、身体の声に耳を傾けるのも良いでしょう。

20回を目安に行ないましょう。回数制限はありません。身体の状態に合わせて、回数を増やしていきましょう。


2. 骨盤底筋エクササイズ2    


骨盤底筋エクササイズ1と同様の姿勢からスタート。

「膣」をキューっと締めた後、そのままみぞおち方向へ引き上げてみましょう。はじめは1センチ程度引き上げるイメージで、少しずつ引き上げる動きを大きくしていきましょう。

この動きは、内臓を正しい位置へ整える、身体の軸を構築するために有効な鍛え方です。



3. 腹式呼吸エクササイズ

次は、骨盤底筋「膣」の動きを、呼吸に合わせていきましょう。

仰向けで膝を立てましょう。膣を締めて、引き上げると同時に、息を吐いていきましょう。そして、息を吸いながら、緩めていきます。

息を吐く時の動きが重要です。お腹の奥の締まりが強まってくるでしょう。下腹を触りながら行なうのもOK。

1日20回以上を目安。

これらのエクササイズは、できるだけ毎日続けることが大切です。

また、無理をせず、体の状態を見ながら行ってください。

アスリートママは、日々の忙しさの中でも自分の体を労わる時間を作ることが大切です。

産後の体調管理や機能回復に向けて、簡単なエクササイズをぜひ取り入れてみてください。

日常生活の一部にすることで、少しずつ体の変化を感じることができるでしょう。

骨盤ケアトレ専門サロン PelvicHeart

IMG_7980.jpe


医療機関で理学療法士として勤務後、整体トレーニングサロンを運営。明石市にある女性専用サロン。神戸市西区、加古川市、加古郡、明石市への自宅出張も展開。



骨盤ケアトレ専門サロン PelvicHeart

〒673-0017

兵庫県明石市野々上1丁目3−1

赤嶺マンション 1F

詳しくはこちら